■伊那谷研究団体協議会 第27回定期総会
記念講演会「南アルプスジオパーク 観光への誘い」
・会場 飯田市美術博物館 講堂
・講師 坂本正夫さん(飯田市美術博物館客員研究員 南アルプスジオパーク学術部会長)
・演題 南アルプスジオパーク 観光への誘い
・概要 南アルプスジオパークとは何かを知り、そのエリア内の多様なジオサイトなどを紹介し、ジオパークへ観光としていざなう話です。
・定員 30名(長野県コロナ感染警戒レベル5)もしくは50名(同レベル4以下)
・その他 ・聴講無料、ただし先着順で定員までしか聴講できません。予約はありません。
・長野県コロナ感染警戒レベル6になった場合は中止します。
・マスク着用、発熱や咳などの症状がある方はご遠慮ください。
● 8月27日(土)いきものツァー「天龍村ナイトハイク」
案内:小林正明さん
集 合:J R飯田線中井侍駅17時43分(飯田方面からの電車到着時刻)
持 物:歩ける支度、懐中電灯、雨具、おやつ、電車代(各自)、参加費300円(保険代込み)
申し込み: 事務局(美博 0265-22-8118)担当:四方・米山
【内容】
中井侍駅から伊那小沢駅まで、車道を歩きながら秋鳴く虫などを観察します。野生のスズムシやクツワ厶シのほか、前回は路上にいたマムシやモリアオガエルにも出会えました。行きは飯田駅(豊橋行き16:18)天龍峡駅(豊橋行き16:46)の電車に乗り、帰りは伊那小沢駅21:38発の電車で戻ってきます(天龍峡駅着22:24、飯田駅着22:58)
■ 8月28日 (日)講座「伊那谷の領家帯を中心とした鉱物と岩石の魅力」
※申し込み要先着50名
講師:手塚恒人さん(伊那谷自然友の会)
日 時:8月28日(日)午後1時半~3時
場 所:美術博物館講堂
申し込み:8月13日より美博(0265-22-8118)聴講無料
【内容】
飯田下伊那の領家帯から、コランダムや十字石など学術的に貴重な鉱物やマグマの冷却過程を探ることができる苦鉄質岩体などが見つかりました。それらの中から、3点ほどについて、今わかっていることを、スライドを交えてお話します。
● 9月4日(日)ジオツァー「大鹿村の近年の土石流と地すべり災害」定員:15名
案内:坂本正夫さん
集 合:美博第三駐車場8時(16時半頃美博で解散)
持 物:昼食、水筒、雨具、山行きの服装、参加費300円(保険代込み)
申し込み: 事務局(美博 0265-22-8118)担当:村松
【内容】
大鹿村で近年発生した災害を見学します。中央構造線安康露頭の周辺の青木川流域で発生した土石流による浸食と堆積の様子を観察します。また、釜沢集落入口の地すべりの様子と地質の関係を観察したり、大西山の崩壊なども観察します。
● 9月10日(土)ジオツァー「万古川のシュードタキライト様岩の観察」
※テーマ変更、健脚向き、定員:15名
案内:手塚恒人さん
集 合:美博第三駐車場8時半(現地で14時頃解
持 物:長靴、岩石ハンマー ・たがね(ある人)、カメラ、昼食、水筒、雨具、参加費300円(保険代込み)
申し込み: 事務局(美博 0265-22-8118)担当:村松
【内容】
日本大百科全書によると「断層に沿って急激なずれが生じると摩擦熱が発生して岩石の一部が溶融し、周辺の岩石中に脈として入り込む。これが冷却?固結したものをシュードタキライトという。」と出ています。これと似た岩石が万古川で見つかったので紹介します。雨天や増水の場合は中止。
■9月11日(日)講座「御岳山麓の自然と火山灰」※申し込み要先着50名
講師:桐生和樹さん(長野市立櫻ヶ岡中学校教諭)
日 時:9月11日(日)午後1時半~3時
場 所:美術博物館講堂
申し込み:8月27日より美博(0265-22-8118)聴講無料
【内容】
木曽谷は狭く暗いイメージがあるのに、なぜ開田高原だけ広く明るく感じるのか。伊那谷からは遠く感じる御嶽山だが、噴火したときに伊那谷には全く影響がないのか。開田中学校で勤務した3年間で感じた御嶽山の魅力や御嶽山の火山灰について紹介します。
● 9月19日(月・祝)ジオ&いきものツァー「わくわくフィールドたんけん」
案内:中村貴俊さんほか
集 合:かわらんべ9時(12時解散)
持 物:野外活動の服装、ぬれてもよいクツ、筆記用具、水筒、マスク着用
※申し込み・問合せ:かわらんべ(0265-27-6115)
【内容】
「かわらんべ」の前にある草原は、岩石・昆虫・鳥・植物・水の生き物など自然の姿が間近に見られるフィールドです。今年は、たねの会のイベント「南信州サイエンスクエスト『カラダ』」の一環として、『フィールドカラダビンゴ』を行います。親子やお孫さんとのご参加も大歓迎です。
■10月8日(土)講座「イワツバメについての3つの謎」※申し込み要先着50名
講師:西 教生さん(都留文科大学非常勤講師)
日 時:10月8日(日)午後1時半~3時
場 所:美術博物館講堂
申し込み:9月24日より美博(0265-22-8118)聴講無料
【内容】
イワツバメは市街地から高山帯にいたるまで、さまざまな場所の人工物に営巣をする夏鳥です。身近に見られる鳥ですが、同じツバメ科のツバメにくらべるとあまり調査がされていません。私は2003年からイワツバメの調査を始め、現在も続けています。調査からわかってきた生態や行動のなかで、とても気になっている3つの謎について紹介したいと思います。