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●6月4日(日)生きものツアー「南木曽町田立の滝から高層湿原の天然公園まで」
   定員20名、健仰向き    案 内:所沢あさ子さん

 集 合:美博第三駐車場 7時/阿智村コミュニティセンター駐車場 7時30分/国立の滝駐車場 8時30分
 持ち物:山歩きの服装、昼食、雨具、交通費(1,500円)、保険料・参加費(300円)
 申し込み:事務局(美博 0265-22-8118)担当:四方・米山

【内容】
 滝沿いの岩場や湿原の変化のある地形を歩きます。自然林や高層湿原のミカワバイケイソウ等希少植物もいろいろ見られます。



●6月10日(土)「秋葉古道の中央構造線を歩こう!」主催:大鹿村中央構造線博物館 参加費無料・雨天中止

 博物館から大沢まで中央構造線を見ながら秋葉古道を歩きます。その後、村の送迎車で安康露頭を見に行きます。
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日  時:2017年6月10日(土) 9時から15時
集合場所:大鹿村中央構造線博物館 9時
行  程:博物館--(徒歩)--城の腰露頭--(徒歩)--引の田断層鞍部--(徒歩)--
松下家前広場で昼食--(徒歩)--大沢==(送迎車)==安康露頭==(送迎車)==博物館
持ち物:歩きやすい靴と服装、雨具、昼食、飲み物
申し込み先:大鹿村中央構造線博物館(TEL.0265-39-2205)
  E-mail: mtl-muse☆osk.janis.or.jp  (☆のところを@に変えて送信して下さい。)
申し込み締め切り:6月4日(日)


主  催:大鹿村中央構造線博物館
共  催:大鹿村公民館



●6月11日(日)ジオツアー「中ア山麓には氷河にできた扇状地段丘がある」


 案 内:松島信幸さん
 集 合:美博第3駐車場 7時/出砂原駐車場 7時15分/飯島町文化会館駐車場 7時50分
 持ち物:山歩きの支度、昼食、水筒、雨具、保険+参加費(300円)、交通費(500円)
 申し込み:事務局(美博 0265-22-8118) 担当:村松

【内容】
 中央アルプスの山麓一帯には広大な扇状地群が速なり、その扇状地が大きく侵食されて扇状地侵食段丘が続いています。
 これらは3回におよぶ氷河期=氷期の歴史を物語っています。中でも2万年前や6万年前の氷期にできた段丘は典型的であり、美しさが実感できます。我が国を代表する氷期の扇状地や段丘を見る新鮮味を体験しましょう。



◆6月17日(土)伊那谷研究団体協議会年次総会 記念講演会
「戦後社会のわすれもの」-伊那谷の山村から感ずること-
協議会講演会
 講 師:高橋寛治氏(地域政策プランナー)
 日 時:6月17日(土)午後2時~4時
 場 所:飯田美術博物館講堂
 聴講無料・申込み不要
 問合せ:伊那谷研究団体協議会事務局(牧内誠)℡.0265(24)8381

【講演の要旨】
 戦後、私たちは一貫して「経済の発展」と言う幻想を求めて汗を流してきました。その延長線上に「職を有名企業に求める」「より高い所得を得る」など、安定に未来を託してきました。
 ところが現在、若い人の中では全く異なる価値と判断基準が生まれています。その基本は「雇われるJという生活から「自らが切り開くJ生活へ。これからの時代を「自らが責任を持つ生き方」、このうねりが徐々に広くなっています。
 今回は山村で生活する人々の思想の中から、この「潮目の変化」をつかみ、20年・30年後の飯田・下伊那を考えてみたいと思います。

(講演に先立ち午後1時30分から2時まで伊那谷研究団体協議会の年次総会を行っておりますが、ご着席いただいて結構です。)


■6月24日(土)講座「中部日本で初めて見つかった古代の大陸片」


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 講 師:坂本正夫氏(飯田市美術博物館専門研究員)
 日 時:6月24日(土)午後1時半~ 3時半
 場 所:飯田美術博物館講堂
 聴講無料・申込み不要 

【内容】
 日本列島では異質の、およそ4億年から2億年の古代大陸だった岩体が、九州から千葉にかけて点在しています。
 ところが中部日本にだけ見つかっていませんでした。この度、飯田市の遠山郷にそのレンズ岩体群が発見されました。どんな変わった岩体なのでしょうか。



●7月17日(月・祝)ジオツアー「遠山川上流の崩れと侵食地形」

 案 内:村松武さん、坂本正夫さん
 集 合:美博第3駐車場8時/梨元停車場8時50分
 持ち物:昼食、水筒、雨具、ハイキングの服装、保険+参加費(300円)、交通費(500~1,000円)
 申し込み:事務局(美博 0265-22-8118) 担当:村松

【内容】
 遠山川は変動地域では日本一深い峡谷です。この深い谷の上流域で、かつて起こった山崩れや侵食・運搬の様子を観察し、これから起こりうる現象について考えます。



■7月15日(土)講座「富草の海の化石 ~新産出の海獣は語る~」

 講 師:小泉明裕氏(飯田市美術博物館)
 日 時:7月15日(土)午後1時半~ 3時半
 場 所:飯田美術博物館講堂
 聴講無料・申込み不要

【内容】
 日本列島となる場所がまだ大陸の一部だったおよそ1800万年前、南信州は海でした。この海の地層から昨秋、バレオノマラドキシアの頭骨片を発掘しました。一緒に見つかっているイルカやアシカの先祖、チョウザメなどを含め、これらから明らかになってきた当時の海の様子を描き出します。



●8月5日(土) ジオツアー「遠山からヒョー越峠南方でアンモナイトやサメを探そう」

 案 内:小泉明裕さん
 集 合:美博第3駐車場7時/ ヒョー越峠駐車場9時
 持ち物:雨具、防寒具、昼食、交通費(美博から1,000円・ヒョ一越峠から500円)、保険+参加費(300円)
 申し込み:事務局(美博 0265-22-8118) 担当:小泉

【内容】
 青崩れ峠に向かう林道沿いの新第3紀層、ヒョー越峠南方の掘切林道沿いの白亜紀および新第3紀層から、アンモナイトや三角貝、サメなどの化石を探します。
 ※下伊那教育会地質委員会との共催行事です。

●5月28日(日)生きものツアー「南ア林道、春の花と石灰岩植物観察会」
   定員20名、やや健脚向き。 案 内:小林正明さん

 集 合:美博第3駐車場 6時/伊那市長谷仙流荘バス停 7時50分
 持 物:山歩きの支度、昼食、雨具、水筒、パス代(1,490円)、乗合せ交通費(1,500円)、保険+参加費(300円)
 申し込み:事務局(美博 0265-22-8118) 担当:四方・米山

【内容】
 仙流荘発8:05のパスで歌宿まで登ります。そこから下りながら、石灰岩の岸壁に咲く、シナノコザクラ、ムシ卜リスミレなどの石灰岩地特有の植物たちを観察します。ホテイランも見られるかも。帰りは戸台大橋まで歩き、その後パスで仙流荘へ戻ります。歩行距離約10Km。

●5月13日(土)ジオツアー「片桐小八郎岳とひつじ満水」
         案 内:松島信幸さん

 集 合:美博第3駐車場 7時/出砂原駐車場 7時20分/松川町役場横駐車場 7時40分
 持ち物:山登りの服装、昼食、水筒、雨具、保険+参加費(300円)、交通費(500円)
 申し込み:事務局(美博 0265-22-8118) 担当:村松

【内容】
 小八郎1470mは名峰だ。300年前の大崩壊で村里は完全に埋まった。会報190号参照。登山口より1時間で山頂、展望抜群。山麓には3本の活断層。上片桐の中心部は山つなみで広大なスロープになった。大高田神社でその堆積物を見たとき、思わず背筋が震えた。その後、三六災害に遭遇した。皆さんにも見ていただきたい。


【秋に延期になりました。】■講座「恐竜を絶滅させた(?) 大規模火山活動~濃飛流紋岩のすがた~ 」
        講 師:小井土由光さん(岐阜大学名誉教授))
 
 日 時: 未定  午後1時半~3時
 場 所:飯田美術博物館講堂
 聴講無料・申込み不要午後1時半~ 3時半美術博物館講堂

【内容】
 濃飛流紋岩は、一部が長野県にかかり、岐阜県内のかなり広い地域に分布する巨大な火山岩体である。その主体は火砕流堆積物からなり、その活動時期が恐竜の絶滅時期とほぼ一致する。そのため、恐竜絶滅の原因として巨大隕石衝突説と同様のプロセスで大規模火山活動の可能性が考えられ、それらにからめて濃飛流紋岩のすがたを紹介する。

●5月21日(日)生きものツアー「辰野町横川渓谷大洞谷の植物」
         案 内:清水岳志さん

 集 合:美博第3駐車場 7時30分/信大農学部本館前駐車場 8時40分
 持ち物:山歩きの服装、昼食、雨具、交通費(美博から2000円・信大から1,000円)、保険+参加費(300円)
 申し込み:事務局(美博 0265-22-8118) 担当:四方・米山

【内容】
 大洞林道沿いでタガソデソウやチチブシロガネソウなどの植物を観察します。