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●10月1日(土)・2日(日) テーマ旅行「木曽川探訪」定員20人
案内:松島信幸さん


 集合場所時間ほか詳細は、申込者に連絡します。定員20人。
 経費等(2.5万円~3万円…宿泊代で決まります。)
申し込みは9月10日までに美博ヘ。
 問い合わせ:事務局(美博 0265-22-8118)担当:村松

【内容】
私らは天龍川を見て生活していますね。その隣の木曽川は、天龍川とあまりにも別世界です。同じ中央高地から流下して太平洋へ下る大河なのに。

 1日目は中津川~恵那市です。木曽川は広い平原≒隆起準平原を深く掘り込み、異次元の大地が広がっています。するどい渓谷には花崗岩の節理が見事です。そこに我が国最初の発電ダムが造られ、ダム上は公道として歩けます。平原上には、伊那谷の竜東域に分布する伊那層に類似する礫層がのっています。平原の花崗岩は風化現象による奇妙奇抜な岩塔に出会います。一段と高い残丘状には天空の古城へ登れます。

 2日目は、恵那市から旧中山道が通る美濃高原へ向かいます。木曽川は高原を更に深く浸食して流れていきます。その深さはさらに増し、400~500メートルの峡谷になります。高原から木曽川へ下る道はあるかもしれませんし、だめかもしれません。
 木曽川が峡谷から抜け出る場所が八百津町の丸山ダム(木曽川一)です。ここにある杉原千(ち)畝(うね)記念館は感動です。
 八百津町には高原の村里もあります。道は飛騨川へもつながっていて20億年前の上麻生(あさう)礫岩にも見られます。そして、飛騨川は直ぐ木曽川に合流し、美濃加茂市へ出ます。美濃加茂ICから帰路へと向かいます。