発足大会 伊那谷の自然 No.2(1985.12.01)
発足大会
伊那谷自然、友の会が,10月15日,飯田市公民館に150人の賛同者を集めて盛大に開かれました。
この時の裏話をひとつ紹介しますと,会員の入会申し込みため,傾収証を用意していました。実は,この領収証が100人分しか用意してなかったのです。途中で足らないのではないかと思い始めたl時は,受付けをしていた全員が大変うれしくなって,1人が大あわてで街にとぴだし,文具店に走り込んだのでした。
当日の入会者は150人を数え,現在300人にまで会員数はふえてきました。
発足大会を無事終えたあと.記念講演会を開催しました。講師に迎えたのは東京学芸大学教授 市川健夫先生で,演題は「伊那谷の自然と文化」でした。
「たとえばお茶は,大きな温度差があるほどおいしいお茶ができる。世界的なおいしいお茶の産地は高地にあって,遠山の茶なとが味が一番良いのに,名前が売れてないばっかりに,静岡の茶にまぜて高く売られている。そして地元の人は静岡茶のクズを飲んでるというのが実情である。良い物を良いと見ぬく目が大切だ。そういう目で,伊部谷を見直してほしい」
自然友の会がそういう目を持ち続けることができるかどうか,そのことが伊那谷に住む私たち全員に問われているわけです。
伊那谷自然、友の会が,10月15日,飯田市公民館に150人の賛同者を集めて盛大に開かれました。
この時の裏話をひとつ紹介しますと,会員の入会申し込みため,傾収証を用意していました。実は,この領収証が100人分しか用意してなかったのです。途中で足らないのではないかと思い始めたl時は,受付けをしていた全員が大変うれしくなって,1人が大あわてで街にとぴだし,文具店に走り込んだのでした。
当日の入会者は150人を数え,現在300人にまで会員数はふえてきました。
発足大会を無事終えたあと.記念講演会を開催しました。講師に迎えたのは東京学芸大学教授 市川健夫先生で,演題は「伊那谷の自然と文化」でした。
「たとえばお茶は,大きな温度差があるほどおいしいお茶ができる。世界的なおいしいお茶の産地は高地にあって,遠山の茶なとが味が一番良いのに,名前が売れてないばっかりに,静岡の茶にまぜて高く売られている。そして地元の人は静岡茶のクズを飲んでるというのが実情である。良い物を良いと見ぬく目が大切だ。そういう目で,伊部谷を見直してほしい」
自然友の会がそういう目を持ち続けることができるかどうか,そのことが伊那谷に住む私たち全員に問われているわけです。