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◆ 2022年のギフチョウ
飯田市のギフチョウは、2017年以降連続して産卵確認数が減少しており、その動向が危惧される状況が続いていた。今年も『飛んでいるギフチョウを見る会』は中止となったが、上川路のギフチョウ撮影スボットには連日カメラマンが訪れ、時折訪れるギフチョウの姿をカメラで追いかけていた。 「4月5日頃より成虫が現れ、多いときには4~5頭を目撃できた、葉上に静止する成虫、交尾個体も撮影することができた」という。 調査の結果、産卵が確認できたのは4月19日からで、臼井川流域周辺の11ヶ所では143卵塊1330卵が確認できた。1000卵を越したのは2015年以来7年振りのことであった。昨年よりはやや増加傾向ではあるが、まだまだ安心できるにはほど遠い状況である。 |